小室さんの引退。平成が終わる・・・。何の資格があって彼を追い込んだのかはなはだ疑問である。

昭和生まれの私にとって、小室さんは生活に親しんだ音楽の1つでした。

そして、確かに小室さんは「時にはおこせよ!ムーブメント!」ムーブメントを起こした紛れもない一人です。
そんな小室さんの引退は、私にとっても哀しく切ないものでした。

SMAPの解散、安室ちゃんの引退、そして小室さんの引退。
私にとっての昭和の音楽がどんどん消えてゆく。そうして平成も終わっていくのだろうか。

小室さんの特にファンではないけれど、私は、TMNETWORKがデビューしたころ、CDも買っていたし、GETWILDも好きだった。

小室さんが日本の音楽シーンを変えたと言っても過言じゃないし、日本の音楽家の一人であって、日本の資産だとも思う。

そんな彼をこんなゴシップで引退まで追い込んでいいものなのだろうか。

不倫だけじゃないけど、週刊誌のゴシップは人の人生を裁いていいものなのだろうか?魔女裁判みたいなことをしてよいものなのだろうか?
この問題はずっと小室さんのこと以前から考えています。

まずは、ちょっと不倫のことから考えてみたいと思います。

不倫は人様のことであり、他人がとやかく言うことではない

文字通り、私はそう思っています。

確かに、議員さんの不倫や、ベッキーの不倫など、叩かれ要素が満載の不倫はありますが、それでも、やはりよそ様のこと。
文春砲と言われるようになったのも、ベッキーのことからかな?と思うのですが、ベッキーの場合は、、、女性に人気がなかった(毒)というか、むしろ嫌われていたというか(毒)
だからと言って、文春砲で裁いていい、とは思いません。

小室さんだって、支えるだけじゃ、つらすぎますよ・・・。
癒されたいことだってあるじゃないですか。不倫した、しないに限らず、ですよ。

文春だって、小室さんの現状をわかっているはずなのだから、仮に、そういうことを疑われるような場面に遭遇しても、ソッとしてあげるような心はなかったんだろうか。

文春には心がないんだろうか。

KEIKOさんは少女になってしまった。
そう小室さんは話していた。

少女になってしまった大人を支えるつらさを文春はわかっているのだろうか。

愛する妻が、子供になっていってしまう、ってどれだけつらいことか。
あれだけ小室さんが愛したKEIKOさんの音楽。
KEIKOさんは今、音楽に興味がないと。その小室さんのつらさを文春は何分の1、何百分の1でも理解した上で、文春砲をぶっぱなしたんだろうか。

そして、何より私が憤りを感じるのは、そうして、人の人生を変えてしまっていいものなのだろうか。ということ。

私もかつては され妻 でした

「あなたは不倫されたことがないからわからないんでしょ」
そう感じる方もいるかもしれませんが、私は経験者で、いわゆる【され妻】でもあります。

された側からすれば、裁いて欲しいよりも別れてほしいが先だし、周りにギャーギャー騒いで欲しくありません。
ただただそっとしておいてほしいだけです。

私の場合は5年間されてましたし、内3年は家庭内はモメにモメていました。
私、という存在を踏みにじられ続けている状態だと、私は思っていたから、私と別れるなり、相手と別れるなりしてほしい。
ただただそれだけでした。

だから、された方の気持ちはわかります。

文春の不倫報道は、そのされている側の人をも傷つけている。ということに気が付いているのだろうか?

自分たちは正しいと、正義を貫いているつもりなのだろうか?

それとも、今回の件は、KEIKOさんは、わからないから、と勝手に判断して報道したことなのだろうか?
だとしたら、ますます許せない。

人の人生を勝手に踏みにじってもよいものなのだろうか

私は成宮君の時も(特にファンではありません)感じたことですが、勝手に人の人生を踏みにじるようなことをしてもよいのだろうか。ということ。

特に芸能人の人は、その場所に立てるようになるまで、努力に努力を積み重ねてきている人が多い。
その位置に立った人を、辞めさせるまで追い込むことを誰が許すのだろうか。

時には、不倫もその人の背景によっては致し方がないこともある。と私は思う。
小室さんにとっての音楽が、小室さんを支えるものではなく、プレッシャーになっていたのだとしたら、今回の引退もわかるけれど、音楽を続けたかったはずだ。

小室さんにとっての音楽の一番の理解者だったKEIKOさんが、一番、音楽を理解してもらえない人に変わってしまったそのつらさを文春は理解すべきだ。

イジメの報道をするTV、週刊誌。
だが、彼らがやっていることは、そのイジメと何ら変わりはない。

そして、彼らがしていることは、そのファンまで踏みにじっていること。

不倫に限らず、何かしらの問題が生じた場合には、その人が出演していたドラマなどが見られなくなることが多い。
私はのだめカンタービレのファンだったし、やまとなでしこも大好きだった。

でも、この2つは再放送で見ることはできない。もちろんビデオを借りてくればいいじゃないか。という意見もあるだろうけど、そういうことじゃない。

人の気持ちを踏みにじる行為は、当事者だけじゃなくてファンに対してもそうである。
ゴシップ週刊誌は、ファンに対して謝罪すべきじゃないのか?とも思う。

今回の件は介護している側の気持ちも踏みにじっている

小室さんは7年もKEIKOさんの介護をしています。

最近では、少女にどんどん戻って、最初は少しあった音楽への興味も日に日になくなり、大人の女性としてのコミュニケーションもできなくなっている。と言いますね。
それがどんなにつらいことなのか、介護をしている方、したことのある方は、皆さん理解しています。

私も経験があります。普通に話せていたことが、翌日には話せなくなり、どんどん話が通じなくなっていく。
もう3年もこのような生活を続けている小室さんも疲れているはずです。

でも、そのようなことをこの引退のことまではそこまでは話してきませんでした。

きっと、KEIKOファンの方に対しての気遣いもあったのだと思います。

KEIKOさんは脳血管性なのかな、、、とも思うのですが、この状態って、急な階段をガクン!ガクン!と落ちていくように悪くなるんですよね。
その介護を夫としてしなくてはならないプレッシャーは相当だと思います。

そして、さらにご自身も病気を抱えてしまった。そんな時、欲しいのはやっぱり支えと癒しです。

「大丈夫?」「もう寝たほうがいいよ?」「何か食べたいものある?」とこちら側ばかりが与える状況なのに、そこに自分も病気になってしまったら、疲れてしまっても仕方がない。

今、会見のインタビューを読んできましたが
「自分の体調と、わかってもらいたいんだけど、わかってもらえない。聞いてもらいたいんだけど、聞いてもらえないわけでないんですけど。聞いてはくれるんですけど、「理解をしてもらっているのかな?」と思う妻。
ピアノのフレーズをちょっと弾いても、30秒も聞くのがもたないくらいの妻、奥さん。というところの環境で、そんなところで非常に依存が、彼女(A子さん)のほうに強くなってしまいました。」
これは仕方がないことじゃないのでしょうか・・・。

というか、わかる。わかりすぎる。。。

で、こんなことを社会に発信させたかったのでしょうか?文春さんは。

私には疑問だ・・・。

その記事を喜んで読む人っているの?

「「罪もあれば、必ず償い、罰も受けなければいけないんだな」という感覚は2010年の時にひしひしと感じたことなので、その時と同じ感覚を持ってしまった現在であります。」

罪なんでしょうか・・・

介護をずっとしてきて、自分も病気になって、男女の関係じゃない人に心のうちを話すことは、確かに不倫と言えば不倫かもしれないけれど、小室さんの立場でそうなってしまうのは仕方がない気がします。

介護している人が、孤独を感じれば、それは、セルフネグレクトにつながってしまいます。
セルフネグレクトになってしまえば、介護されている人にも当然のこと影響が出ます。

小室さんはきっとスタッフの方にも相談はしていたけれど「支え」にはなっていなかったのかな・・・とも思います。
やっぱり、スタッフがいれば、そのスタッフのことも食べさせていかなくてはならないから。

すると小室さんが抱えているものは、KEIKOさんだけじゃないはずなんですよね。

そのプレッシャーたるや、相当なストレスだったと思います。

介護している方が、あの会見を見て、絶望してしまうかもしれません。
「そうか、介護している側は恋愛することも癒しを求めることも、支えてもらうこともダメなんだ」
そう感じてしまうかもしれません。

それほど、それほど日本の介護は孤独です。

その孤独を理解した上で、文春は報じたのでしょうか。
そして、面白おかしく、報道しているワイドショーも同じです。
なぜワイドショーはBPOに引っかからないの?あれこそ倫理がおかしいと思うけど。

会見を読めば文春のことはきっかけだったのかな、とも思いますが、ご本人も言っている通り、理想の形の引退ではないのです。

そんな引退のさせ方をさせてしまっていいものなのでしょうか・・・。

何が言いたいのか、ぐちゃぐちゃになってきましたが、

小室さんが日本の音楽を作った一人であることは間違いがありません。

そして、その才能ありあまる人を勝手に葬り去ろうとした週刊誌を私は今後も一切買うつもりはありませんし、読むつもりもありません。

小室さんが「罪」と自分のことを感じて言っていましたが、罪は小室さんではないはずです。

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